西畑大吾くんと10年。(2021.4.3記)
西畑大吾くん、
ジャニーズ事務所入所10年おめでとう🥰🌸
担当になってから、9年弱(?)になるのかな。
何年も前から関西ジュニアのコンサートには足繁く通っていたから、西畑くんが入所した後の松竹座公演はもちろん、出演者に名を連ねる公演は一つ残らず見てきたと思う。
嬉しかったこと、楽しかったこと、幸せやったこと、悔しかったこと、色々あった。
良い機会なので、ファンから見た10年を振り返ってみる。
つれづれかしこ。スタート(笑)
ぴょんぴょん踊って、きゃぴきゃぴ話す西畑大吾くんを見て、今までの関西ジュニアにはいないタイプで、こんな可愛い子がいるんやって軽い気持ちで応援を始めた。
「だいちゃん」は、グループを組むとすれば、どちらかというと末っ子キャラが向いている。ジャニーズに居ながら目立ちたがりやとは真逆だと思う。
でも舞台上の「だいちゃん」は感情豊かで本当によく笑うし、千秋楽ではよく泣いていた。
理由はないけど、なんだかそんな素直な「だいちゃん」を見て、なんとなく応援したかった。
まいジャニコンに、全国ツアー。
当時はまだ団扇を持つファンが少なくて、いっぱい笑わせてくれた。
可愛いだけじゃなくて、そんな楽しみも与えてくれた。
「ごちそうさん」では、驚くほどの演技力をみせつけた。
涙を流すシーンは、経験が浅いとは到底思えず、朝ドラに相応しい演技だったと思う。
本当にかっちゃんという人物が存在している感覚で、居なくなったときの虚無感は計り知れなくて、朝から泣いた。
自担の凄さに気付いた瞬間だった。
その秋、Endless SHOCKの出演者に選ばれた。
奇跡の大抜擢で、発表された日は友達からのラインが鳴り止まなかった。
(笑)
初日は本当にドキドキした。
セリフはあまりなかったけど出番は多くて、第一声は声が裏返った。
でも私は梅田芸術劇場で声を聴いた瞬間、泣きそうになった。
カーテンコールで、光一さんから、「西畑くんはまだ17歳」と紹介され、客席がざわめいた時、自担を誇りに思った。
プロ集団の中で、ダンス、太鼓、殺陣、演技、いろんなものが求められる舞台に食らいつく「だいちゃん」は、すでに目を離せない存在だった。
最後のアクションシーンでは、相手に立ち向かっていく怖さと、自分を奮い立たせないといけない葛藤を熱演していた。
SHOCKを通じて、「だいちゃん」は普段あんなにあざとくぶりっこをしているけど、根は男らしい普通の高校生ということを知った。
普通とはいっても、自分を客観的に見る力が優れていること。責任感と無敵の根性を持っているということ。人からのアドバイスは素直に受け入れる柔軟性があるということ。
デビュー出来るかは運もあるけど、どんな道であれ、こんな性格の「だいちゃん」なら、絶対にこの世界で生きていけるってこの舞台を通して確信した。
(この頃は高校3年生の大事な時期。大学に行くか悩んでると口にしたこともあったよね。)
2014年12月、久しぶりの松竹座。
「だいちゃん凄く変わったね」といろんな人に言われた。「だいちゃん」はSHOCKという環境に身を置いていたことで、別人のようにレベルアップしていたらしい。
2015年春、気がつけば、なにわ皇子という表記はなくなってて、夏には「西畑大吾」の名前が1番上にあった。
パンフレットで康二くんは、大阪公演完売するか不安だったと語った。「だいちゃん」は僕たちには責任があると話した。
あざとかわいい「だいちゃん」が、センターが似合う「西畑大吾」に変わっていったのはこの頃からだと思う。
「大吾くん」は流星を自分の子供みたいに可愛がったし、切磋琢磨してきた康二くんとの空気感は言葉に表せない関係にみえた。
東西SHOW合戦、ジャニワ、松竹座の春夏冬、westバック、あけおめコン、着実に関西ジュニアの新しい時代を築き上げていった。
一方で、ドリステ、スタタン、PとJK、ラストレシピ、あさが来た、大阪環状線、と映像の世界にも幅を広げていった。
2018年6月、マリウス。
松竹座のセンターが板についていた「大吾くん」の外部舞台。かえって新鮮な気持ちになった。
千穐楽。泣き虫な「大吾くん」は、きっと大泣きすると思ったら、年上のたま平さんの泣く肩を支えて、涙目なだけだった。
色んな経験をして本当に強くなっていた。
松竹座の夏を終えて、梅田芸術劇場。
なにわ男子が出来た。
本当にいろんな意見をSNSで見かけた。
でもコンサート自体はバラエティにとんだ内容で、見応えたっぷりだった。
「西畑くん」は公演中よく、なんとも言えない顔をしていて、ふとした瞬間、疲れた表情をしているように感じることがあった。
このコンサートでは触れ合いタイムが久しぶりに行われたけど、あんまり人と目を合わせないようにしているように感じて、なんだか寂しかった。
12月の松竹座は良い意味で様変わりしていて、勢いにのる関西ジュニアのあけおめコンは最高に楽しかった。
オーラスでは「関西ジュニアが好きですか?」という康二くんと龍太くんの煽りに大阪城が沸いた。滅多に泣くことがないジュニアの大号泣する様子をみて、涙の卒業式を何回も経験してきた関ジュ担はいろんなことを覚悟した。
その後、康二くんの移籍が発表された。
そしてなにわ男子の勢いは留まることを知らなかった。
2019年夏。
西畑くんはこの年も凄く重要な役だった。でもむしろ前より出番が減っていた。嬉しかった。
他のメンバーが、横一線にならんでたから。
8月8日の東京ドーム
2グループのデビュー発表の後は、私は泣きすぎて「西畑くん」の顔をみるのがやっと。でもなにわ男子ははちゃめちゃにはしゃいでいて、笑わせてくれた。
怒涛の夏は24時間テレビもあった。
読売テレビには、ファミリー層や、中高生もいっぱい来ていて「きゃーーーー」と歓声が聞こえて来て、びっくりした。
「西畑くん」凄いじゃんってにやにやした(笑)
放送後の挨拶。
「西畑くん」は客席に向かって、何回も何回も「ありがとう、ありがとう」と言っていた。
なにわ男子を応援する人は何百倍にも増えたけど、西畑くん自身は何も変わってなかった。
待ちに待った全国ツアー。
横浜、仙台、福岡、大阪、名古屋、に行った。
そうだ「西畑くん」ってよく笑ってよく泣く子だったんだ。忘れてた。
すっごく柔らかい表情で終始ニコニコしていた。幸せそうにニコニコする西畑くんを見てる時間が幸せだった。
そういえばこの時ラジオにお便りを送った。数年前まで西畑くんは夢は口に出せば叶うと、いろんな夢を口にしていたから、今の夢を聞きたかった。
西畑くんの答えは、なにわ男子が健康でいられるようにだった。
今までの目標は全部1人だったけど、その年の西畑くんの夢はグループのことだった。
そして京セラドームでのあけおめコン。
ほんっとにほんっとに夢かと思った。
ゆっくりゆっくり言葉を紡いで話した最後の挨拶。
「関西ジュニア、グループや個人で、いけるところまでいきましょう。それが僕たちの夢であり、皆さんの夢だと思っています。」と京セラドームで話す姿を見て、泣きすぎて、立てなくなるくらい、えんえん泣いた。
あの光景はきっと忘れることはないと思う。
あれから西畑くんには1年以上会えてない。
でも色んなところで活躍していて、追いつかないぐらい情報が入ってくる。
「この仕事は何があるか分からへんから、与えられた仕事を全うするだけ」西畑くんはそう言ったけど、何にしたって「続ける」ことはしんどい。「(アイドルの仕事を)全うする」には、加えてプレッシャーと責任ものし掛かると思う。
でもそれを続けた結果、西畑くんは幅広い世代から支持されて、たくさんの人に幸せを届けるアイドルに、ジュニアながらになった。
本当にすごい。
これからも色んな景色を一緒に見に行きたいな。
楽しい時間をありがとう。
これからもよろしくね。
2021.4.3